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ガイド · PRD

PRD(製品要求仕様書)
とは。

PRD(Product Requirements Document/製品要求仕様書)は、何を作るか、そしてなぜかを定める文書です。課題、スコープ、要求、その裏の決定をまとめ、チームと関係者が同じ絵を持てるようにします。弱点はその後にあります——2〜3スプリントで PRD は現実とずれ、陳腐化(ドリフト)する。ここでは構成とテンプレート、そしてドリフトを防ぐ方法を解説します。

崩れない PRD の構成。

  1. 課題と目標——誰の課題か、なぜ今か、どんな成果を狙うか。
  2. スコープ(対象/対象外)——あえて含めないもの。
  3. 要求——機能・非機能、優先度つき。
  4. 決定とトレードオフ——何を検討し、なぜ捨てたか。
  5. 未解決の問い・成功基準

このテンプレートはそのまま使えます。最も価値があり、最も早く古くなるのが4番——決定です。PRD は ロードマップ とその下の決定の、見える先端にすぎません。

本当の問題は PRD ドリフト。

PRD は承認された日には正しい。その後、会議が前提を変え、エッジケースが決定を覆す——なのに文書は止まったまま。12ページの文書を手で追従させる人はいません。数週間後、AI エージェントはもう成立しない仕様の上に作り始めます。

I

要求はカードになる

要求と決定が、7ページ目の一行ではなく参照できるカードに。理由と担当者を持ち、ID で辿れます。

II

決定が変わると PRD が知らせる

後の決定が前を覆すと、依存カード——つまり該当する PRD 部分——が自動で stale に。文書が3週間も黙って嘘をつきません。

III

AI エージェントが最新の仕様を読む

Claude Code や Cursor が MCP 経由で PRD を読みます——最新か、明示的に stale か。状態の分からない静的文書ではありません。

PRD は承認日には正しい。問題は、その後の6週間、誰も追従させないことだ。
要求をカードにすれば、PRD 自身が「古くなった」と知らせる。それが Draftlize。
FAQ

よくある質問。

PRD と仕様書の違いは?

PRD は「何を・なぜ」を定める上位の文書、仕様書は「どう作るか」に踏み込みます。PRD の決定が変われば仕様も変わるべきで、その連動が肝心です。

誰が書く?

多くは PM が、エンジニアやデザインと協働して書きます。大事なのは、中の決定が後から辿れて、理由が残ることです。

どのくらいの分量?

課題・スコープ・要求・決定が伝われば十分です。長さより、覆されたときに気づける仕組みが重要です。

陳腐化を防ぐには?

要求と決定を、固定した段落ではなくリンクしたカードにします。決定が変わると Draftlize が依存箇所を自動で stale 表示します。詳しくは 意思決定ログ

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PRD をリンクしたカードで書けば、各要求が参照可能に。決定が変われば該当箇所を自動で stale——PRD ドリフトはもう終わりです。

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