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ガイド · 意思決定ログ

意思決定ログ——
「なぜこうしたんだっけ?」に答える。

意思決定ログ(ディシジョンログ)は、プロダクトの一つひとつの決定について「なぜそう決めたか」を残す台帳です。数か月後、誰かが同じ議論を蒸し返したとき、当時の文脈・選択肢・トレードオフがそこにあれば一瞬で決着します。問題は、多くの意思決定ログが腐ること——一度書かれ、二度と読まれず、静かに古くなる。ここでは書き方と、腐らせないための「生きた」運用を解説します。

意思決定ログに何を記録するか。

  • 決定——何を決めたか、一文で。
  • 文脈——なぜ今この決定が必要だったか。
  • 選択肢とトレードオフ——何を検討し、なぜ他を捨てたか。ここが後で一番効く
  • 担当者と日付——誰が、いつ。
  • 影響範囲——どの仕様・決定に関わるか。

この形式は ADR(Architecture Decision Record)とも重なります。多くの決定は会議で生まれます——まず 議事録 から決定を取り出すのが出発点です。

なぜ意思決定ログは腐るのか。そして、腐らせない方法。

フラットな文書の意思決定ログは、書いた瞬間から現実と乖離し始めます。後の決定が前の決定を覆しても、文書は黙って古いまま。Draftlize では決定が"生きたカード"になります。

I

決定は参照できるカード

一つの決定=一枚のカード。文脈・選択肢・理由・担当者を持ち、ID で参照できます。文書のどこかに埋もれる代わりに、いつでも指し示せます。

II

覆された決定は自動で stale

新しい決定が古い決定を覆すと、リンクされた古い決定と、その上に立つ仕様が自動で stale 表示に。「もう決めたこと」を蒸し返しません。

III

AI エージェントが読み書きする

意思決定ログは Claude Code や Cursor が MCP 経由で読むコンテキストに。エージェントは「なぜそう決めたか」を踏まえて次を書けます。

ほとんどの意思決定ログは、書いた次の日から誰も読まない。だから半年後、同じ議論をゼロからやり直す。
決定を文脈ごと残し、変わったら影響範囲を自動で知らせる。それが Draftlize。
FAQ

よくある質問。

意思決定ログと議事録の違いは?

議事録は「会議の記録」、意思決定ログは「決定の台帳」です。議事録から決定だけを抜き出して蓄積するのが意思決定ログで、後から本当に役立つのはこちらです。

誰が書くべき?

その決定に責任を持つ人(PM やリード)が担当するのが一般的です。大事なのは、決定の「なぜ」が後から辿れる状態を保つことです。

どのくらい詳しく書く?

決定・文脈・トレードオフが分かれば十分です。長さより、覆されたときに気づける仕組みのほうが重要です。

ADR とは違う?

ADR は技術的な意思決定ログの一種です。Draftlize は ADR もプロダクトの決定も同じ「生きたカード」として扱います。

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